VOICES
A.京(みやこ)を学ぶ
「ミュージアムPBL科目」担当教員・施設担当者インタビュー
【担当教員から】
岡部 周平 先生
立命館大学
- この科目では、京都鉄道博物館の魅力を調査・分析して、学生らしい新たな企画の実施までを目標にしています。この科目では受講者数に応じてチームで活動を進めていきます。京都鉄道博物館の方にも入っていただき、課題解決手法を学びながら実践していきます。鉄道に興味のある人だけでなく、博物館の運営や新しいことにチャレンジしたい人を歓迎します!。
【施設担当者から】
廣田 琢也 様
京都鉄道博物館 総務企画課
- Q1:授業を受け入れる理由について:事業等における課題解決・効果、大学・学生に対しての期待について
- 京都鉄道博物館を舞台に、現状分析、問題把握、解決方法の検討を実践的に行う貴重な機会である。時には厳しいお声掛けをすることもあるが、それはこの活動が実際に当館のお客様を前にして行うためであり、当館が館内で催事を行うために一つ一つ検討を積み重ねていることを体感していただける機会になると考えている。
- Q2:実際に授業を受け入れて:フィールドワーク、成果報告内容などから、学生の取り組みについて感じられたこと
- 当館の現状分析は毎年よくできている。問題に対する解決方法は毎回方向性が異なるもので興味深い。しっかり形として成ったもの、残念ながら上手くいかなかったものがある。それでも学生が自ら考え、行動する貴重な機会となっているものと考えている。
- Q3:学生の活動内容についての評価:Q1での期待に対しての評価、今後取り組んでほしい課題やテーマなど、今後、この授業に参加する学生の学びや成長に対する期待について
- 博物館との関係性が正直希薄な大学生の皆さんが当館を訪れ、五感を使って過ごした時、当館に対してどの様な感想を持たれるのか、どの様な問題を見出すのか、それらをどの様に解決しようとするのか、毎年切り口が異なるので楽しみにしている。
- Q4:その他、メッセージなど
- 当館は鉄道を主体とした博物館であるが鉄道に興味が無くても問題なく、あえて興味の無い当館において活動することで、新たな発想が生まれることがあるかもしれない。その様な「挑戦」にも期待している。
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