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「京都ミュージアムPBL」担当教員インタビュー

葉山 勉先生

【担当教員から】
葉山 勉 先生

京都精華大学

Q1:この科目のねらい、魅力は?
マンガを日本を代表する文化として位置づけ、ミュージアムが抱える問題点を解決し、またミュージアムの魅力を高めるための企画を考えます。具体的には展示企画、イベント企画、インテリアデザイン、資料アーカイブの活用企画、情報発信企画などが期待されています。案作成にあたっては、他大学の学生でグループをつくり、ミュージアム関係者と協議を重ねながらまとめていきます。
Q2:実際に開講していかがでしたか
現在のマンガミュージアムに求められている、さまざまな提案を考えてプレゼンテーションすることができたと思います。5大学10学部の学生が集まった授業では、みなさん積極的にコミュニケートしていて、安心しました。考え方や発想が違うアイデアが出たことの背景には、異なった価値観を持っている学生達が集まったことのプラス効果があったと思います。
Q3:今後の授業の取り組みや計画、参加する学生への期待をお聞かせください
来年度は、さらにミュージアムが所有する貴重な資料を活用した企画、実践を予定しています。他の大学、他の専門領域で学んでいる学生との交流を楽しんで、一緒に企画案を作成して欲しいと思います。
服部 篤子 先生

【担当教員から】
服部 篤子 先生

同志社大学

Q1:この科目のねらい、魅力は?
本科目は、京都市動物園を活動場所として、大学生の目線で得た発見と感動をもとに京都市動物園の魅力を同世代にPRする活動を行いました。そのためには感覚だけではなく、また、従来の固定概念ではなく、しっかりと情報とナレッジを得て、根拠をもって企画する姿勢をもつことを意図しました。大学、学部、学年を超えた受講生が集まったお陰で多様な意見のもと進められることが期待されました。さらに、動物園の生き物・学び・研究センターと協働で授業を進めることができる点が大変な魅力でした。
Q2:実際に開講していかがでしたか
本科目は、共に考え主体的に行動すること,リーダーシップを発揮することを企図していたとおり、受講生たちにとって自らの潜在力に気付く機会になったと思います。しかし、チームビルディングに時間を要したこと、同じ学部の仲間たちだけのグループではない点で挑戦であったといい、今までにない経験をしたようでした。何より、実際に企画を実践して少なからず失敗と達成感を味わったことが大きな学びになったことが分かりました。
Q3:今後の授業の取り組みや計画、参加する学生への期待をお聞かせください
引き続きフィールドワークを中心とした授業を展開する予定です。現場に行って五感を使って調査する、計画をたてる、準備を行うことが大切です。企画にあたっては、問いや仮説を立てて話し合いたいと考えています。そのためにはインプットとアウトプットが重要であり、生き物・学び・研究センターの助言のもと得た学びを生かしてディスカッションを行いたいです。何を伝えたいのか、何を明らかにしたいのか、自分が寄与できることは何かを考えて取り組む姿勢を期待しています。

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