京都の世界遺産PBL~
上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~
この科目は、上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)から提示された課題(今年度は「上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する」をテーマに、具体的には「水」をキーワードに、7月23日(日)開催予定の「賀茂の水まつり」の活性化を目標とする。今年度は7月22日(土)にもイベントを行う可能性がある)に、学生がチームでその解決に取り組む、実践的なPBL (Projectbased Learning) 科目である。
上賀茂神社は、平安建都以前からの由緒をもつが、平安建都以後は平安京の守護神として、さらには国家の神社として重要な役割を果たしてきた。日本の古典文学(『源氏物語』・『百人一首』など)にも登場し、江戸時代も葵使が毎年江戸城に派遣され、神社の運営にあたった社家の人たちの町並も残っている。
現在上賀茂神社で最も有名なものは、5月の葵祭(賀茂祭)であろうが、ほかにも多くの行事があり、近年は神社での結婚式(和婚)も増え、また2015年には式年遷宮も行われた。
京都産業大学は、これまでも上賀茂神社と連携した活動を行い、成果をあげてきている。この科目で他大学の学生とも共同し、課題解決をめざすことになる。PBL科目は、課題解決のため、授業時間以外にもメールによる連絡や現地(上賀茂神社)訪問、イベント開催などが必要となってくる。通常の授業よりもハードだが、主体性・考え抜く力・チームで働く力などが実践的に身につくと考えられる。応募者には、その自覚と覚悟、主体的・積極的な参加を期待したい。
受入先 | 上賀茂神社 | |
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科目提供 | 京都産業大学 | |
科目名 | 京都の世界遺産PBL ~上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~ | |
担当教員名 | 吉野 秋二 |
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