VOICES
A.京(みやこ)を学ぶ
「ミュージアムPBL科目」担当教員・施設担当者インタビュー
【担当教員から】
伊藤 遊 先生
京都精華大学
- マンガはふつう、「読む」という行為を伴う娯楽として楽しまれています。マンガミュージアムはもちろん、そうした機能も持っていますが、「読む」だけでないマンガの新しい楽しみ方を“発明”するための実験場、でもあります。みなさんには、ミュージアムの実態をじっくり観察し、問題点や伸びしろを発見してもらうことで、ミュージアムのもっともっと楽しい「使い方」を企画として提案してもらいたいと思っています。それは、マンガそのものの可能性を拡げることにもつながるはずです。
【施設担当者から】
山元 英昌 様
京都精華大学/京都国際マンガミュージアム
- Q1:授業を受け入れる理由について:事業等における課題解決・効果、大学・学生に対しての期待について
- 日本のマンガ文化を世界に発信し続ける、京都国際マンガミュージアムの魅力をより高めると同時に、来館されるお客様の目線での諸問題の改善策や企画等、スタッフでは思いつかないアイデアに出合えることを楽しみにしております
- Q2:実際に授業を受け入れて:フィールドワーク、成果報告内容などから、学生の取り組みについて感じられたこと
- 皆さん問題点を発見し理想の在り方を提示することは比較的容易にできるのですが、それらを具体的にどの様に解決へと結びつけるか、その過程や具体策を提示することの難しさや、大切さを学ぶきっかけとなったように思います。
- Q3:学生の活動内容についての評価:Q1での期待に対しての評価、今後取り組んでほしい課題やテーマなど、今後、この授業に参加する学生の学びや成長に対する期待について
- グループワークではお互いのコミュニケーションがとても大切ですが、自分とは違う考えを受入れ、自分の考えもきちんと伝えるというごく当たり前の事が意外と難しい。Q2でも述べましたが、皆が互いに意見を交換し合いながらより良い一つの発表に結びつける過程の大切さを学べる事がこのフィールドワークの魅力だと思います。
- Q4:その他、メッセージなど
- 日本のマンガ文化を世界に発信し続ける、京都国際マンガミュージアムの事を知ってもらいたいです。
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