大学コンソーシアム京都 単位互換制度

受講生・教員・関係者の声

受講生・教員・関係者の声

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現代社会を学ぶH.現代社会を学ぶ

「人文学の多面的展開:文化の原動力としての欲望」担当教員・施設担当者インタビュー

【担当教員から】
小林 敬 先生

京都大学

Q1:この科目のねらい、魅力は?
毎年一つのテーマを掲げ、若手研究者たちが異なる切り口からアプローチするリレー形式の授業を行なっています。問題の多角的な捉え方や柔軟な思考を養うと同時に、「人文学的」観点から人間の営みを分析する面白さを感じてもらうことが、本科目の狙いであり魅力でもあります。また、各回でグループワークなどのアクティブラーニングを必ず取り入れていることも特徴のひとつです。
Q2:実際に開講していかがでしたか
全員が不安なく参加できるように、一人一人が発言しやすい雰囲気づくりや問題設定を、講師一同で毎回試行錯誤していました。実際の授業では、講師側の心配をよそに活発で本質に迫った議論が交わされていることに、何度も驚かされました。
Q3:今後の授業の取り組みや計画、参加する学生への期待をお聞かせください
23年度もオンラインと対面とを組み合わせたハイブリッド形式で行います。それぞれの特性を活かして活発な授業を実施する予定です。所属や専門、学年も異なる者同士が意見交換するという機会は貴重なものです。皆さんの積極的な参加を期待しています。
Q4:その他、メッセージ等
コロナ禍になってから、受講生同士の横のつながりや教室内での交流が希薄になっているように感じます。一人でじっくりと問題に取り組むことも大事なことですが、学問・研究というのは対話的なものでもあります。他者との対話を通して自分自身の思考が深まるということ、意見の相違を確認しあうことによって問題が明確になってゆくということを、本授業を通じて体験してほしいと思います。
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